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2008/04/19
  14話:ノーカントリー






















スザンヌ。

結構好きです。




先日ですが、

スザンヌが教えてくれたパワースポット、明治神宮の清正井に行って来ました。

ただの井戸ですが、なんとなくパワーが湧き出てる感じでした。

単純です。

簡単に影響されます。

スザンヌが白と言えば黒でも白に見えてしまいそうです。

本名がどうであれ、スザンヌと言われればスザンヌなんです。

スザンヌかわいいな。

でも!心の洗濯には素敵な場所でした、本当に。

一人でだらだらとがおすすめです。




先月、「ノーカントリー」を観ました。

コーエン兄弟です。

兄弟と言えば、

マリオブロス・立花兄弟・レッツ&ゴー・ハーン兄弟・亀田兄弟・フィンガー5・若貴・ウォンシャウスキー兄弟・ファレリー兄弟

と、面白い奴らばかり。

でもなんといっても、ホイ3兄弟ですね。

彼らは衝撃でした。

特にマイケル・ホイ。

香港の破壊力はメガです。

映画「ミスター・BOO」シリーズ、見逃せません。



ノーカントリーはちょっと面倒な感じでした。いまいちです。

乾いた画と、尖った台詞と、張り詰めた人間関係。

隅々まで見所ですが、かったるい。

これが特徴だとは思いますが。

低速なのに、細かいとこまで無駄がないから、見入る。

逃げ場のない、この息の詰まる感覚に疲れてしまいました。

サディスティックな監督です。

でもこういう映画、贅沢です。

つまらなくても、結局、観るぞという意気込みに応えてくれている映画、あまりないので。

そして、コーエン兄弟の映画界での絶妙な立ち位置と、映画を観てて感じる作品と自分の絶妙な距離感。

そこも面白いです。




やっぱり兄弟は面白いですね。

スザンヌも姉妹です。

ではまた!
 
2008/04/17
  13話:人のセックス


















こーいうのを「せつない」と言うんでしょうか。




病み上がりですが、用事の帰りに、

『人のセックスを笑うな』を観て来ました。

話はつまらなそうだったんですが、

小さい頃から大好きな永作博美と、最近になって好きな蒼井優。

二人が出ていて、題名がこれ。

今日は2人に思いっ切りやられて帰ろうと、

そーいう感じで楽しみにしてたんですが、

なんのことなく。

すごく普通です。

話もセックスも。

まぁ、それでいいんですが。

無味無臭で勝手に肩透かしくらいました。

ただ、

隣に座っていた気だるそうなOLのほうが、

よっぽどアブノーマルで反抗的な夜を経験済みなんじゃないかと思うと、

たまに刺激的な席でした。




始終、永作博美と松山ケンイチがいい雰囲気の中恥ずかしいぐらいクチュクチュやってます。

そういえば、

女性の監督が描くソレっていうのはどうも必要以上に湿っぽくて、変にリアルで、他人事じゃないような気持ちになりますね。

演技じゃなく自然っていうか。

男はエロに関して小さい時から頭で考える訓練がバッチリですからね。

きっと映画撮っても男の監督は色々やりたくなるんでしょうね。

だから結局理想に始まって理想に終わる、作り物で。

女性の監督はそーいうところ体験とか直感とかなんでしょうか。

わかりませんが、男より生々しいのは間違いないです。

そのへんが観てて気になりました。

そんなことを1時間以上考え、

残りは永作博美の旬はいつまで続くのかについて考えて、

観終わってからトイレで蒼井優の魅力を再確認しました。

こういった綺麗で掴みどころない雰囲気のエロは、活字で読むのが一番です。

色々感じるところがあったかもしれません。

映画観る前に原作、読みたかったです。




写真は「明日への遺言」。

祖母が観たいそうです。

つまらなそうです。

たぶん、藤田まことが見たいだけですが、

永作博美を見たかっただけの僕と感覚は同じです。

つまらないとわかっていても観に行く。

人の魅力が人を動かす力。

藤田まことも永作博美もすごいですね。

祖母と僕に感謝していただきたい。




今日も勝手なことを思いついたまま。

風邪が治って調子に乗ってます。

ではまた!
 
2008/04/04
  12話:靖国と目黒川

















古着屋で「何してる人ですか」と聞かれ、

「フリーターです」と答えました。

maasaです。



花見に行ってきました。

昼は靖国神社。

夜は目黒川に。



昼間から片手にビール、片手にイカ焼きです。

最高ですね。

関東の桜も今週で終わりみたいです。

イカ焼きのおっちゃんによれば、

来週は鬼怒川、2週間先は茨城、さらに2週間先は仙台が見ごろらしいです。

見ごろと言うか、おっちゃんはこの流れでイカ焼きを売りに行くそうです。

桜は今でもなぜか恐いですが、案外いいものですね。

桜、温泉、刺身、これの調子がいいと日本を感じます。

夜、乙に桜とかけてオレンジブロッサムを飲みましたが、

桜はブロッサムではなくて、チェリーブロッサム。

オレンジブロッサムはただのオレンジジュース割り。

お疲れな選択でした。




ただいま、京急から見える大岡川も桜が満開です。

昨日に続き危機感のない内容ですね。

あ、今数えたら、桜という単語を7回使いました。

めでたいですね。

まぁ春なので。




ではまた!
 
2008/04/02
  11話:ダージリン急行











こんばんわ。

もしも首都圏直下型地震が起きたら、

交通機関が麻痺して、東京で仕事をしている方が家に帰るまで平均10時間歩くことになるそうです。

しかも、1平方メートルに6人の密度で10時間だそうです。

テレビの向こうのアナウンサーは続けます。

「問題は休憩・トイレ・水の確保ですね」




いや、まてよと。

家族の安否がわからないのに、

休憩とかいらなくないですか。歩けなくなるまで歩けばいいんです。

トイレとか。

ちょっと隠れてすればいいじゃないですか。

パニックなんだから誰も見てませんよ。

水。

これはちょっと大事ですね。でも10時間ぐらい何とかなります。

休憩にトイレに水分補給、ハイキングじゃないんだから。

次はイライラしないように甘いものの確保も忘れずに、とか言い出しそうです。


これだけ危機的な状況を想定して、なお万全を期して行動しようとする日本人。

哀れなぐらい平和ボケですね。

のどが痛くて、言いたいことをここに書いてますmaasaです。




3月の末。

観たかった「ミスターロンリー」が終わっていたので、

「ダージリン急行」を観てきました。

劇団ウェス・アンダーソン的な映画でした。

そんな中で、新鮮に見える戦場のピアニスト。

魂の抜けたような顔が映画の雰囲気に合っていて良かったです。次男も秀逸です。

お話的には金持ちの仲の悪い3兄弟が母を探して、インドを旅する映画ですが、

インドの空気、その大河のようなペースの緩さと強さ、魅力的です。

そしてM・ナイト・シャマランみたいな子供がたくさん出てきました。

音楽も良かったです。

ラストでかかるあの曲。

狙い通りにやられた感はありますが、気持ちいい終わり方ですね。

「ダージリン急行」おすすめです。



映画館じゃなくても、

天気のいい昼間に家を暗くして、

好きな体勢をしながら好きなもの食べて観る。

観終わったらカーテンを開けて、そのまま外に出て、

ふらふら出歩く。

「ダージリン急行」とそんななんでもない休日を過ごしたいですね。




4月も2日からこんな感じですが、

日本は平和ボケなのでこんな僕でも順調に生きていけます。

次は「ノーカントリー」の話でも。

テーマは危機感です。

ではまた!
 

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1985年生まれ。A型。男。最近、落語にハマってます。立川談志の芝浜と柳家小三治の芝浜、どちらもやべーです。

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