13話:人のセックス
こーいうのを「せつない」と言うんでしょうか。
病み上がりですが、用事の帰りに、
『人のセックスを笑うな』を観て来ました。
話はつまらなそうだったんですが、
小さい頃から大好きな永作博美と、最近になって好きな蒼井優。
二人が出ていて、題名がこれ。
今日は2人に思いっ切りやられて帰ろうと、
そーいう感じで楽しみにしてたんですが、
なんのことなく。
すごく普通です。
話もセックスも。
まぁ、それでいいんですが。
無味無臭で勝手に肩透かしくらいました。
ただ、
隣に座っていた気だるそうなOLのほうが、
よっぽどアブノーマルで反抗的な夜を経験済みなんじゃないかと思うと、
たまに刺激的な席でした。
始終、永作博美と松山ケンイチがいい雰囲気の中恥ずかしいぐらいクチュクチュやってます。
そういえば、
女性の監督が描くソレっていうのはどうも必要以上に湿っぽくて、変にリアルで、他人事じゃないような気持ちになりますね。
演技じゃなく自然っていうか。
男はエロに関して小さい時から頭で考える訓練がバッチリですからね。
きっと映画撮っても男の監督は色々やりたくなるんでしょうね。
だから結局理想に始まって理想に終わる、作り物で。
女性の監督はそーいうところ体験とか直感とかなんでしょうか。
わかりませんが、男より生々しいのは間違いないです。
そのへんが観てて気になりました。
そんなことを1時間以上考え、
残りは永作博美の旬はいつまで続くのかについて考えて、
観終わってからトイレで蒼井優の魅力を再確認しました。
こういった綺麗で掴みどころない雰囲気のエロは、活字で読むのが一番です。
色々感じるところがあったかもしれません。
映画観る前に原作、読みたかったです。
写真は「明日への遺言」。
祖母が観たいそうです。
つまらなそうです。
たぶん、藤田まことが見たいだけですが、
永作博美を見たかっただけの僕と感覚は同じです。
つまらないとわかっていても観に行く。
人の魅力が人を動かす力。
藤田まことも永作博美もすごいですね。
祖母と僕に感謝していただきたい。
今日も勝手なことを思いついたまま。
風邪が治って調子に乗ってます。
ではまた!