新田次郎の原作は、目が血走るほど熱い秀作でしたが、映画は違った意味でまた良かったです。シバサキさんとチョウジロウさんの人物像とてもいいです。
自然の脅威とか自然を大切にとかはイマサラ言われてもしょうもないことですが、自然の"神々"しさは普段なかなか気づかないと思います。気づかせてくれます。神懸かり的なモノを。圧倒的な風景と点のような人間が。神様なんていないと思っていますが、なんとなく、いるとしたらやっぱり高いとこなんじゃないかと思います。思わせてくれます。
山に登って地図を書く、面白い展開はありません。是非ともそこは期待しないで観てください。孤独で険しい、退屈な映画ですが、熱く優しい映画です。
やはり海より山!次の山小説を探しに本屋とAMAZON往復したいと思います!
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