34話:メールフォルダについてうるさく言うと
「友人」ってなんなんですかね。
携帯のメールのフォルダを友人、家族、学校、仕事、恋人(たいがい名前で)とかに分けている人が多いのに気付いて思いました。
よく会う人が友人なのか、連絡をよくとる人が友人なのか、初めてあって話せば友人なのか、学校で嫌なやつとかも「嫌いな友人」なのか。尊敬する先輩も友人なのか。
関係を洗いなおしてカテゴライズした結果の一つが「友人」って。
確かに、100通のメールを友人家族学校仕事恋人を振り分けるなら、一瞬。
雑な情報整理。。
字面だけで顔もたいして思い出さないほど一瞬の作業です。
今もどこかで思ってもみない人に「友人」とか、自分が勝手に振り分けられているわけです。なんかこうもうちょっとあるだろ、と思うわけです。
なんだかね、程度ですが、いい気がしない。
たまに、メールを男と女に分ける意味がわかんないとかいう人もいますが、男と女の方がよっぽどいやらしさがありません。
振り分けなんてただの効率アップで、文句を言うほどじゃないのですが、、。
で、
日本語の「友人」はだいたいが、親しく交わる人という意味だけです。
だけど英語の「friend」はその他に、「味方」という意味も書いてありました。
中学で頭のいい「友人」に薦められたジーニアス英和辞典出典ですからね。
いいじゃないですか。この際「味方」。
フォルダを「敵」と「味方」に分ける。
適当に「友人」と言うよりは、言われるよりは、はっきりした方が丁寧です。
普段あやふやにしているものがスッキリする気がします。
「味方」が多いか、「敵」が多いか。
それはどっちでもいいんですが、
たぶん、「敵」が大切です。
ジーニアスを薦めた「友人」は「敵」です。