32話:寝起きの夕焼け
今日は夕焼けが綺麗でしたね。
夕焼けと言って思い出す映画といえば『男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け』ですが。。面白かったなぁ。
男はつらいよの最後の作品『寅次郎紅の花』を関内の劇場で親と観たんですが、今から思えば羨ましい行動です。ぎりぎりでしたね。
時代が変わって今じゃ、フーテン??的屋??挙句は渥美清???!!!という感じですか。
僕の実家は昔、牧場をやっていました。
広い敷地の中に八百屋、駄菓子屋があって、
夜になると住み込みで働いてる男女子供や八百屋のじじいが入れ替わり立ち代りで実家の風呂に入りに来て、、
そのまま毎日宴会のような晩飯でした。
親だかじいじだか、駄菓子屋の奥さんだか、牛舎のおやじだか本当に小さい頃は誰に抱かれてるかもわからないものでした。
寅さんの柴又の家みたいなもんですね。牛屋の労働者ばかりなので、団子屋よりも汚く荒れていましたが。
そんなとこに小学校入るぐらいまでいたわけですね。
今は家族3人で静かでいいけれど、
かすかに覚えてるあの頃も、よく言えば賑やかで、まぁ大概はやかましくて、いつも誰かが怒鳴り、喧嘩が起き、その横で僕は飯食ってスースー寝ていて、その横で牛が鳴いてて、起きるとその牛の搾りたてのやつが飲めて。
よかったなのかなと思います。
今自分が生きてる環境の良い悪いっていうのを判断するのは難しいですが、もう少し経てば、こうやってなんとなくわかるものなんでしょうね。
こういう世の中になると寅を取り巻く環境にいまさら憧れるわけです。
飯食ってスースー寝たい。
まぁたまには寅さんのように肩の力を抜いて生きるのもきっといいものですよ。
ただ、肩の力を抜きすぎて今日19時間寝た僕
がこんなこと言うとただの甘えなので気を付けます。。。
19時間寝てた僕は、世間的にはもう4日分ぐらい寝ていることになるので。
勝手に追い込まれているわけです。
頑張ろうかな。。
ではまた!